和食、四季の行事、住まい、装い――日々の文化としての日本の暮らし。
新築マンションの和室設置率は長期的に下がり続けている。坂茂の「高級化」論と、畳の住環境性能による再評価の萌芽。
二十四節気を三等分した約五日ごとの季節区分。渋川春海の『本朝七十二候』から、気候変動時代の観測言語としての可能性まで。
関東の鰹節、関西の昆布、九州の焼きあご、沖縄の豚骨、北海道の羅臼昆布。だしの分布は江戸期の流通網が現代に残した地図である。